黒い箱のような住宅
この住宅は、札幌市西区の大きな通りに面した敷地に建っています。
交通量が多く、道路からの騒音が懸念される環境でした。
敷地は間知ブロックによるひな壇状の地形です。
周囲の環境と法規条件を整理しながら建物の構成を考えました。
塀で囲むことで窓をつくる
この地域は準防火地域のため、
通常の窓を設けることが難しい条件があります。
そこで敷地を塀で囲い、延焼ラインを外に出すことで
建物には通常の窓を使えるようにしています。
外側から見ると、
窓のない黒い箱のような外観です。
通りに対して開くのではなく、
内部の空間を守る構成としています。
点在する3つの中庭
建物の内部には3つの中庭を配置しています。
それぞれの中庭が建物の中に点在し、
空間同士をゆるやかにつなぎます。
外から見ると閉じた住宅ですが、
内部では中庭を通して光や空を存分に感じることができます。
白い外壁に反射する光
外観は黒い外壁ですが、
中庭側は白い外壁にしています。
中庭に入った光は白い壁で反射し、
室内に柔らかな明るさをもたらします。
外壁には細かな胴縁細かにリズムよく設け
光が表面で乱反射することで素材の質感が現れます。
中庭と屋根がつくる空間
3つの中庭に面した空間には、
それぞれ傾斜した屋根がそのまま室内に現れます。
屋根の形が空間の高さを変え、
それぞれの場所に異なる広がりを生み出しています。
屋外とつながる和室
和室の壁には外壁の仕上げをそのまま連続させています。
室内でありながら、
屋外に意識が向くような空間です。
互い違いの障子から光が入り、
天井には防風シートを張り、
内部から照らすことで光る和紙の様な天井としています。
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