住まいづくりにおいて、
「なんとなく心地よい」と感じる空間には、
必ず理由があります。
その中でも大きな要素の一つが、
室内の温熱環境です。
ATELIER O2 大杉崇の自邸
「イヌエンジュの家」は、
東京大学「前研究室」により、
外気温と室内温度の関係について、
実測調査の対象として扱っていただきました。
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【① 実測調査とは】
建築における実測調査とは、
完成した建物を対象に、
実際の温度環境や空間の状態を測定し、
その性能や特徴を検証するものです。
図面や計算上の数値だけではなく、
実際の暮らしの中でどのような環境となるのかを
確認するために行われます。

【② なぜ温熱環境の実測が重要なのか】
北海道の住宅において、
冬の寒さへの対応は非常に重要な要素です。
しかし、
カタログ上の性能値や断熱性能だけでは、
実際にどのような室内環境になるのかまでは
見えにくい部分があります。
そのため、
・外気温が下がったとき室内はどう変化するのか
・空間ごとの温度差はどうか
・快適性はどの程度保たれるのか
といった点を、
実際の建物で検証することには大きな意味があります。

【③ 数値だけではなく空間としての快適性】
温熱環境は、
単純な数値だけで決まるものではありません。
空間の広がり方、
天井高さ、
窓の配置、
日射の取り込み方など、
建築的な構成と密接に関係しています。
つまり、
温熱性能と空間設計は切り離せるものではなく、
一体として考える必要があります。
【④ ATELIER O2の住まいづくり】
ATELIER O2では、
断熱や性能といった数値的な要素だけではなく、
空間の構成や光の入り方、
視線の抜けといった建築的な要素を含めて、
総合的に住環境を整えることを大切にしています。
実測というかたちで検証されたことは、
そうした考え方の一つの結果であると考えています。

【まとめ】
住まいの心地よさは、
感覚だけでも、
数値だけでも決まるものではありません。
両者が重なり合い、
実際の空間として成立したときに、
初めて本当の意味での快適性が生まれます。
見えない部分まで丁寧に考えられた建築こそ、
長く安心して住み続けられる住まいになるのではないでしょうか。
ATELIER O2 大杉崇の自邸「イヌエンジュの家」の概要は下記をご覧ください。
https://atelier-02.com/case/living/5160