これまでATELIER O2では、
自然豊かな土地や広がりのある敷地に建つ住まいをご紹介する機会が多くありました。
そのため、
「郊外や自然環境のある土地に強い設計事務所」
という印象を持たれることもあります。
しかし実際には、
札幌市内のような住宅が密集する環境においても、
数多くの住宅設計を行っています。
今回は、
都市部・住宅街における住まいづくりについて整理します。
【① 都市住宅には都市住宅の難しさがある】
都市部の住宅設計では、
・隣家との距離が近い
・視線が重なりやすい
・敷地面積が限られる
・建物配置に制約が多い
など、
郊外とは異なる条件が多くあります。

そのため、
単純に広く開けば良い、
大きな窓を設ければ良い、
という訳ではありません。
【② 心地よさは“広さ”ではなく“抜け”で決まる】
都市住宅において重要なのは、
限られた空間をどのように広く感じさせるかです。
実際には、
面積以上に
・視線の抜け
・天井高さ
・光の取り込み方
・隣地との距離感
によって、
空間の感じ方は大きく変わります。

たとえ限られた敷地であっても、
設計次第で十分に開放感のある空間は生まれます。
【③ 視線をどう制御するかが重要】
住宅街では、
ただ窓を大きくするだけでは
周囲からの視線が気になり、
落ち着かない空間になってしまうことがあります。
重要なのは、
どこに開き、
どこを閉じるか。
外とのつながりを持ちながらも、
必要な部分では視線を遮る。

そのバランスを整えることで、
住宅街の中でも落ち着きのある住まいが成立します。

【④ その土地に合った設計を行う】
ATELIER O2では、
自然環境だけではなく、
都市部・住宅街・狭小地など、
様々な敷地条件に応じて設計を行っています。
重要なのは、
敷地の広さや環境そのものではなく、
その場所に対して
どのような建築が最適かを考えることです。
【まとめ】
住まいの心地よさは、
単純な広さや立地条件だけで決まるものではありません。
限られた条件の中でも、
光・視線・空間構成を丁寧に整理することで、
豊かな住環境をつくることは可能です。

ATELIER O2では、
自然豊かな土地だけでなく、
都市住宅においても
その場所にふさわしい住まいのあり方を大切にしています。
ATELIER O2の「設計の記録」の概要は下記をご覧ください
https://atelier-02.com/case/living