平成2年に建設された2’×4’の建物の改修工事です。
資料には平成2年と書かれていますが、いまいち元号で書かれていても何年前かピント来ません。。。
西暦にしますと1991年なので約30年前の建物の改修工事となります。
図面を確認すると通気工法もなされているようで、比較的構造躯体が良好ではないかと推測ができました、また、構造図もあることから補強方法も検討ができ、どこの壁は抜けるなどの検討も比較的検討しやすかった建物です。しかし、後から増築された部分は図面も無く施工もいい加減。。。困りますね。。。
さて、建物は新たに購入されたクライアントの生活に合わせ間取りを変更し使い勝手を整えます。
同時に断熱も強化することで構造躯体内部の結露のリスクを大きく減らし長寿命化を図ります。
また、局所暖房から全館床下暖房とすることで快適感を一気に上げます。
床下暖房とすることで、高価な床暖房用フローリングを用いずに一枚一枚長物の味のある無垢フローリングを敷き詰めます。冬の乾燥時期にフローリングを張りますので、夏の湿気の伸びに対応できるようにフローリングのジョイント部分に隙間を少し確保しながら丁寧に1枚づつ張りこみます。
手間はかかりますがやはり質感があっていいものです。