朝起き

この時期仕事もタイトで朝起きがつらい。

今日も5時に起きるが仕事で疲れているし。。。

と寝ぼけながら2度寝をするための口実を探す。

洗面へ寝ぼけながらも歩くと娘の部屋のドアからもれる光

子供が夢に向かって頑張っているのに負けられん!と目がさえる。

娘に感謝!

現場や設計、計画の追い込みなどなど

昨年末は31日まで仕事を行い、年明けは3日から仕事をはじめ

春の竣工に向け現場の往来、施工図チェック、現場からの要望で詳細を書いたり

春着工の計画を行ったりと、この季節はとてもハードです。

巷では働き方改革と言うけれどそんな単純にはいきません。

自分の場合ですが(スタッフは日曜、祝日、土曜日は各週はお休みです)日曜、

祝日も打ち合わせが入れば働き、朝4時~5時に起きて静かな時間に

仕事を進める毎日。

独立したらむしろ以前に比べて働いている時間は多くなっているかも知れません(笑)

さて、そうは言っても年齢を重ねるにつれて耐力も衰えるでしょうから

そろそろ仕事を効率的に進めるための手段を考える必要がありそうです。

現在は2Dと3Dを別々のソフトを使って図面の作成やプレゼンを行っていますが

プレゼンから実施設計まで2Dと3Dを一つのソフトで行い一気に効率化できれば?

と。。。

そうすることで時間短縮を行い自分の時間をもう少し持ちたいと。。。

さて、現在市内の現場ですが

無垢材のフローリングは貼られ、いよいよ大詰めです。

一枚一枚フローリングを確認しながら貼っていく作業、

当然天然素材なので伸び縮みもあり、微妙な調整をしながら

貼っていくこととなります。

やはりそんな簡単に建設業界は機械に頼った作業とはなりにくい

のかもしれません。それがむしろ楽しいのですが、、、

こちらは外壁の下地と板金が終わり、外回りも追い込み中です。

寒い中、職人さんご苦労様です。

省エネ適合義務化見送り?

フランス・パリで開催されていたCOP21が採択され、各国々が削減目標へ向け

いよいよスタートとなります。

住宅業界は省エネ適合義務化に向け動いていると思っているさなか、

300㎡未満の建物は適合義務化見送り?

という情報がチラホラ。。。

これから自分の家が欲しいとおもっているクライアントさん

はどう思うのでしょうか?

ちなみに平成11年基準のUa値は北海道で0.46w/m2・k

今は平成何年でしたっけ???

平成30年、、、19年前の基準に適合義務化ができない???なんてあるの?

ビックリです。

ちなみに札幌が取り組んでいる札幌版次世代基準

最低がミニマムレベル、おそらく補助金が出ないこともありますし

ミニマムで申請すると、むしろ会社のイメージダウンになるので

申請する会社は無いと思います。

弊社も今年はハイレベルで2物件を申請(0.2と0.21です)、

Ua値でいえば0.22w/m2・k以下なので平成11年レベルの半分以下です。

申請件数を見てみるとスタンダードの申請が多い。

Ua値=0.28w/m2・k以下なので11年基準を楽にクリアしている状況

もちろん応募している建築関連業者の意識が高いことは当然あると思いますが

名前からも分かる通り北海道のスタンダードレベル

(おそらく壁で200㎜断熱程度)がこの辺と行政は示している、

応募結果の件数を見ても北海道のスタンダードのUa値が見えてくる気がします。

あなたの依頼する住宅のUa値はさていくつ?

※1:Ua値=室内の床、外壁、屋根(天井)、開口部から外部へ逃げる熱量の

合計を外皮面積(床、外壁、屋根(天井)、開口部の面積)で除した値。

値が小さいほど熱が逃げにいことを意味しています。

※2:上記※1からも分かるとおり、用いる断熱材や窓の性能、窓の大きさや

外皮面積等を計算しUa値は求められますので200㎜断熱をするれば

Ua値〇〇ですと単純にはなりません。

現場

2月の竣工と5月の竣工物件などで現場を飛び回っているこの頃、

昨日は来年始めるマンションリフォームの打ち合わせ、

その後に旭川に行く予定で余裕をみた3時間の移動時間を取っていましたが。。。

大雪と年末の挨拶の車などで大渋滞、中央区から高速に乗るまでに。。。約1.5時間

を費やし。。。結局は打ち合わせに30分ほど遅れてしまいました。

その後打ち合わせを終え今度はまた、140㎞ほどの雪道を帰る(泣

眠気を飛ばすため、たまに窓を全開に開け頭が凍るような風を浴びようやく帰路。

今日はさすがに5時に起きれず、、、6時半に起床。

きれいな朝陽を浴び今日も元気に頑張れそうです!

さて現場ですが

↓札幌版次世代住宅のハイレベル住宅も着々と現場進行中です、

なかなかいい雰囲気となってきました

↓こちらも同様に札幌版次世代住宅ハイレベル

洋服の様な模様はネオマフォーム(断熱材)を貼ったところです。

建物の断熱性能を改めてQ値から考える

Q値からUa値表示にすでに変わっておりますが、いま一度Q値(熱損失係数)を考えてみましょう。
Q値とは室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量のことです。
逃げ出す量を意味していますから、当然数字が小さくなればエネルギーが逃げ出しにくい家を意味します。

北海道のような寒冷地では(改正前の省エネルギー基準(H11年基準))
1.6w/㎡k以上が指針で定められていました。

札幌では独自に札幌版次世代基準や北方型住宅ECO等では1.3w/㎡k以下といった一定の性能を過去に設定し地元のビルダーや設計者が一生懸命実践してきました。

上記を具体的に数字で比べてみますと

設定条件:室内温度を21℃とし、外気温を-10℃とします。また、建物が120㎡(約36坪)
Q値1.6の場合
1.6×120×(21-(-10))=5952w
Q値1.3の場合
1.3×120×(21-(-10))=4836w

5952-4836=1116Wの差
上記は単純なQ値1.6と1.3の1時間の消費エネルギ-の差です。
仮に1kw=25円(電気料金)としますと
1.116×25=27.9円/h
24時間×27.9円=約669.6円
669.6円×30日(1か月)=20,088円の差となります
(設定条件を常時、外気-10℃としているのでこれほどの差にはなりません)
これを暖房を行う期間、この家で過ごす1年、そして一生の期間、子供に受け渡した後のことを考えるといかがでしょうか?

必然と断熱性能を上げることが良いことが分かるのではないでしょうか?

予祝

いよいよ12月となり、1年を振り返りつつ、

来年に向けての目標を自分なりに思い描く。

忘年会もすでに半分を終え、残すところあと3回となる。

最後の1回の事務所の忘年会は、1年の悪かった部分は全て忘れ、

来年に向けての「予祝」にすると決めた!

で予祝にすることは決めたが、祝う内容(自分の目標)を早急に決めたいと思う。

ちなみにスタッフの予祝も決めた!彼に押し付けたのだが、おそらく彼も決心を

したと思う。なんだか今から嬉しくなってきた!

現場

いよいよ札幌も雪となりました。

現在工事が進行している3物件も今まで助かっていましたが。。。

さて、中央区の現場は上棟しこれからサッシの取り付け工事等に入ります。

屋根は近隣への雪の問題もあるためシート防水でフラットです。

構造用金物も設置し耐震性を高めます。

次は清田区の現場です。

こちらは1階までが組みあがり、今後2階です。

カーポート周りには2階の荷重と積雪荷重もかかるためスプルスではなくダフリカ

材でスパンを飛ばします。

下の写真の赤い部材も同様です。はやり雪国は積雪や温熱環境などクリア

しなければならない課題が多く大変ですね。

下は来年着工予定の敷地です(春の写真です)

3月にメールをいただき、その後計画が始まり現在、

来年に向けて計画真っ最中です。

下の物件も来春着工予定の物件です、こちらはすでにおおよそのプランがまとまり

概算図を終え、概算見積もり真っ最中です。

その他の物件も順次計画等をしておりますのでクライアントさん

少しお待ちくださいね!

外気温度と湿度→室内温度と湿度の関係について

先日、仕事で東北へ行ってきました。

家づくりの打ち合わせで数人の方とお話をする機会があり、

暖房方式による室内の乾燥具合について多く質問がありました。

皆さん家づくりを考えている方々ですので一般の方のわけですが、

お話によると、あるメーカーさんや薪ストーブなどを売っている

方々等のお話を聞いた様なのですが。

ガスや灯油など燃料は様々なのですが、ある燃料のもので暖房を行うと乾燥する?

とか、床暖房で暖房をすると乾燥するとか?らしいと聞いているようです。

詳しくは直接聞いておりませんので、どのような内容でそのような事に

なっていのかは分かりませんが。。。

ここでは少し具体的にお話をしたいと思います。

仮に冬の東北のある地方で外気5℃・湿度69%だったとします。

その空気を換気で室内に取り入れたとします。

暖房で22℃まで温度を上げたとします(室内で加湿や除湿などが行われない

絶対湿度が同じ状態)、

下記、湿り空気線図より

下の数字が乾球温度を示しており、曲線が湿度を示しており

温度5℃・湿度69%の空気(Aの状態)を22℃まで温めると

(Aから右のBの状態へとスライド)湿度は24%まで下がることとなるのです。

実際には人体からの水蒸気や洗濯物やその他の物からも水蒸気は出ますし、

すぐに家全体の空気が入れ替わるわけでもありませんから

ここまでは湿度は下がりませんが。。。

結果ですが開放型(煙突無しのポータブル灯油ストーブの場合

灯油の中の水分が室内へ排気されるので湿度が上がる)の暖房機等

ではない限り、熱源で湿度が変わるということはなりませんし、暖房方式で

湿度が変わるということは基本はありません。

※建材からの湿気が多少出入りすることで湿度が変わることは

多少あり得るとは思います

ですので基本的には熱源や暖房方式で湿度が変わることは無く、換気の状態や

生活スタイルで変わってくることが大きな要因と考えられます。